この度、NPO法人 石巻・田代島しまおこし隊(以下、ITS)の広報メディアとして、本ブログを開設いたしました。
わたくしたちITSのプロデュースするプロジェクト「海洋学習ヴィレッジ WAQUA田代島」のWEBサイトでは、主に田代島におけるプロジェクトの進行状況をご報告させていだだき、しまおこし隊のその他の活動やご報告については、このブログを中心に情報を発信させていただきたいと思います。
あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。
わたくしたちのご説明が足らないため、現在、特にインターネット上で、わたくしたちの活動に対して大きな誤解を伴う誤った情報が発信されております。
この、事実と異なる情報の発信により、多くの関係者のみなさまにご迷惑をおかけてしまっております。
この状況に対しまして対策をとって、ご迷惑をかけてしまっているみなさまの信頼回復、またわたくしたち自身の信頼回復にも努めてまいります。
この状況に対しまして対策をとって、ご迷惑をかけてしまっているみなさまの信頼回復、またわたくしたち自身の信頼回復にも努めてまいります。
「田代島の復旧・復興はすでに完了している」・・・ということを発信されている方もいらっしゃいますが、現実的に、田代島の大泊における震災後の港の護岸工事もまだ終了しておりません。2017年春にも完了の予定が、夏になり、年末になりと、遅れている状況です。
この事実一つを見ても、復旧すら終了とは言いがたいと思います。ましてや、復興が完了しているとは・・・。
また、島の人口に関して見れば、最盛時に2,000人であった状況が、現在は50人とも40人とも言われている人数で、島には子供は住んでおらず、高齢者率が本土の倍ほどもある状態です。島では毎年のように人口は減っていく傾向です。このような、無人化に向かう状況下でどうして復興が完了しているなどと言えるのでしょうか?
田代島の復興が完了していると発言し発信している方は、わたくしたちに関して根拠のない事実と異なる情報を拡散している方なので、こちらでも触れさせていただきました。
田代島には、まだたくさんの支援が必要であり、同様に石巻や津波の被害地の復興にも、まだまだエネルギーが必要です。災害のない地域でも少子高齢化等によって活力が失われている現在ですから、被災地域により必要なのはいうまでもないことです。
わたくしたちに関する、事実と異なる情報がネット上で広がるのを見ながら、自らもネット上にある情報を迂闊に信じて、他の方に共有をすることがないように、改めて注意しないといけないと感じています。自分が善意の方々の行動の妨げとなっている可能性を考えると、とても恐ろしい事であるなと痛感しております。
最後になってしまいましたが、全国で寄付に参加いただいているみなさまに、改めまして御礼申し上げますとともに、引き続きの応援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。